先週円安方向に大きく動いた為替相場ですが、週末のチャート分析の際にこんなチャートを使っています。
以前しろふくろうFXテクニカル分析研究所で もご紹介したことがあるのでご存知の方も多いかと思いますが、メタトレーダーの標準のインディケーターのみで描画できますのでぜひお試しください。
まずはテンプレートをこちらからダウンロードしてインストールしてください。
「gmma_system.zip」をダウンロード
ではGMMAチャートの説明に入ります。
チャートには12本のEMA(平滑移動平均線)がプロットされています。
ダリル・グッピー氏により紹介されたGuppy Multiple Moving Averageの略でGMMAと呼びます。
赤色EMA: 3, 5, 8, 10, 12, 15
青色EMA: 30, 35, 40, 45, 50, 60 の計12本ですが、
赤色は短期=投機筋、青色は長期=投資家の動きとして捉えることができます。
GMMAの面白いところは、ビジュアルでトレンドの転換がわかるところです。
チャートには、ドル円日足、週足、そして急上昇したポンド円の日足、週足の4枚が並んでいます。
日足では赤色の投機筋が反転気味ですが、青色の投資家は収縮すら見せていない状況で赤色のバンドが青色の下にあります。
週足では赤色の投機筋の一番早いラインが反転しつつありますが。青色の投資家のラインまではまだまだ距離がありそうです。
このように見ると日足レベルでもまだ大きな流れは円高方向、週足もまだまだということが確認できます。
時間軸を変えれば、1H、4H等でも使うことができますので短期トレードでも有効と思います。
いろいろな通貨ペアや時間軸でお試しくださいね。
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