こんにちは しろふくろうです!
メタトレーダーで海外FXを始めてみよう! ということで、メタトレーダーで海外FXを
始めるメリットについてまとめています。
今回は2番目に書きました
「海外FX業者を利用することにより、200倍を超えるハイレバレッジでのトレードが可能となる。」
について解説してみたいと思います。
すでにご存知のように、2010年8月より国内FX業者に関してはレバレッジ規制が導入されます。
レバレッジ規制については、リーマンショックでボラティリティが上昇しリスクが高く個人投資家保護の為
というのがもっともらしい理由とされていますが、実はこのレバレッジ規制が検討された経緯として、
一部のハイレバレッジ業者が高い収益を上げるようになり、業界内での不満の声から不均衡是正
のために導入されたとの話もあります。
レバレッジに関する議論はいろいろとあるとは思いますが、今回の規制に関しては私たち個人投資家
の声は全く反映されておらず違和感を感じずにはいられません。
投資そのものがリスクを伴う行為であるということでは、FXの取引も競馬や宝くじといった公営ギャンブルにお金を
投じるものなんら変わりないことであり個人の選択を過度に規制することはFX業界の衰退を招くことになります。
FXは非常に魅力的な投資です。
それは決してハイレバレッジなトレードだからというわけではなく、非常にシンプルに「売り」「買い」を行え、
初めて投資をする方も簡単に取引を行うことが出来るからだと思います。
ただ、それに加えて「レバレッジ」という要素はFXをさらに魅力的なものにするために不可欠、かつ重要な
要素であると思います。
規制は時に産業を衰退させます。
例えば、日本の航空会社や、赤字を多く抱えた空港などの航空行政。
規制は国内の保護には効果があるかもしれませんが、いまやグローバリゼーションのすすんだ世界では
競争力の低下を招きます。
具体的には、日本から海外に行く方のうち成田空港経由の約1/10の人数が韓国のインチョン空港経由
というデーターがでています。
FXもインターネットを介して海外のFX会社を使うことは難しくなくなりました。
今後、やはり100倍以上のレバレッジを使うためには、国内と海外の業者をときに使い分けて
行くことが不可欠です。
こちらの表は、実際にレバレッジ規制後の必要証拠金額の算出例です。
レバレッジ |
25倍 |
50倍 |
200倍 |
400倍 |
FX会社名など |
2011年8月 |
2010年8月 |
||
ドル円(95円) | 38,000円 |
19,000円 |
4,750円 |
2,375円 |
ユーロ円(135円) | 54,000円 |
27,000円 |
6,750円 |
3,375円 |
ポンド円(150円) | 60,000円 |
30,000円 |
7,500円 |
3,750円 |
豪ドル円(85円) | 34,000円 |
17,000円 |
4,250円 |
2,125円 |
ユーロドル(1.45ドル) | 55,100円 |
27,550円 |
6,887円 |
3,443円 |
ポンドドル(1.6ドル) | 60,800円 |
30,400円 |
7,600円 |
3,800円 |
FXは小額で取引をスタートできるのも、大きな魅力ですが 25倍になると、ドル円を1万通貨取引
するためには、38,000円の建玉証拠金が必要となり、50,000円ほどの証拠金でスタートすることは
難しくなります。
もちろん自己責任ではありますが、積極的にFX会社を使い分けて、これからもFXライフを楽しめればと
思います。