こんにちは しろふくろうです!
昨日さわりだけお話して、やや消化不良気味?のフィボナッチタイムエクスパンション
の続きの記事になります。
今回は設定方法等も解説していますのでぜひトライしてください。
本日は、実際にフィボナッチタイムエクスパンションの使い方の1つをご紹介いたします。
今回紹介するパターンは、直近の戻り高値(押し目)を探る方法ですが、
相場のトレンド方向の次の高値(安値)を見つける際にも有効です。
まずは、シンプルにダウントレンド継続の中の、戻り売りの場面をイメージして使用例をご説明いたします。
チャートはユーロドルの1Hチャートです。
今回高値Aと安値Bの時間に対しての
フィボナッチタイムエクスパンションを求めています。
つまりA-Bの時間に対して、Xの位置(この時点ではまだ確定していませんが)を時間的な観点から求めています。
具体的には、A-Bの時間にフィボナッチ係数0.382・0.5・0.618・・・を乗じた期間が求められるようになっています。
※フィボナッチTimeZoneの設定はこの記事の最後にご案内いたします。
先ほどのチャートに更にA-Bのフィボナッチリトレイスメントをプロットしてみました。
理論的には、ピンク色の交点が、A-Bの時間的な
ものさしと、価格的なものさしの交点になり、
フィボナッチリトレイスメントの価格だけではなく
時間の要素を組み入れた値になります。
ちなみに、青色の○は現在の仮の戻り高値となっており、ここからチャートがどのように進行するかがポイントになっていきます。
少し先の話ですが、Xの値を戻り高値にBをした抜けていくことと、Bを起点に新しいトレンドがスタートしたかというのは、今の段階ではまだ断定できませんが、チャート上に道しるべとしてこれらのチャートポイントを意識しておくのも有効だと思います。
かなり突っ込んで説明となってしまいました。
リトレイスメントも、タイムエクスパンションもフィボナッチ理論に基づきますので、
たとえ時間軸を変えても普遍的にこの考え方は適用できると思いますのでうまく活用いただければと思います。
以下タイムエクスパンションの具体的な設定方法です。
まずは、ツールバーから
挿入→フィボナッチツール→TIMEZONE
を選択し、フィボナッチタイムゾーンを引きます。
そしてプロパティを開きフィボナッチレベルを設定します。
そして、次の内容で「レベル設定」と「説明」を入力します。
入力してみるとわかりますが、項目の数が足りなくなると思います。
その際は「削除」を押すと、入力項目が増えます。
トライしてみてください!