こんにちは しろふくろうです。
今日はメタトレーダーそのものではなく、NR7とテクニカルの基本を確認してみたいと思います。
NR7の概念として、NR7は値幅の収縮のサインで、NR7が発生後値幅の拡大を示唆するというものです。(詳しくは秘伝書「スイングトレード入門」を参照ください)
NR7インディケーターを使っても、値幅の収縮のサインとなっても、方向感は指し示してくれないので、テクニカルの基本的な考え方が必要となります。
相場はトレンド→もち合い→トレンド→もち合い→反転→もち合い という流れを続けます。
たとえば、ドル円が124円から95円まで下落した場面でも、一直線に下落したわけではなく、トレンドともち合いを繰り返しながら下落しました。
NR7の発生はこのもち合いの最終局面を示唆するものとご理解ください。
それではもち合いのパターンを少し確認してみたいと思います。 このパターンはトレンドの継続の波動パターンです。
NR7のハナレについて行っても損失は発生しません。
このパターンは、トレンドの転換の波動パターンです。
こちらもNR7のハナレについて行っても損失は発生しません。
こちらはいわゆる三角もち合いという波動パターンです。
孕み線もこの三角もち合いのバリエーションで、収益チャンスの高いパターンです。
最後のもっとも厄介なのが、このY波動です。
高値のきりあがり、安値の切り下がりで上抜けのブレイク、下抜けのブレイクでも何度か損失を被ることになります。
往復ピンタを食らった!などというのはこれにあたりますね。
今までのチャートパターンの中でこのパターンのみが基本的に損失となるパターンです。(もちろん残りのパターンでも変形でだましはあります)
NR7でのエントリーを少しまとめますと。
・NR7+孕み線は 三角もち合いの形成中で収益の確率がもっとも高い。
・Y波動以外は、NR7の上下のポイントが、ストップロスとして有効に働く。
但し注意いただきたいのは、時間軸が短くなればなるほどだまし(Y波動)が発生することが多くなります。
4時間以上の時間軸のNR7でのエントリーをお勧めするのはこのような理由からになります。
あとは、通貨ペアの選定をうまく行い、NR7でのトレードをうまく収益に結び付けていただければと思います。
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